うつかられる

職場近くのパスタ屋のくじ引きで専務が当てた
5000円のワインをおともに
職場でエコ忘年会を満喫した帰りの電車にて

新大阪駅で買ってホヤホヤの東野圭吾を読みはじめた私の肩に
うつかる（注）頭あり

　　（注）うつかる＝寄りかかる

隣りの若者が
私の肩を枕にして本格的に寝ようとしている

…重い…

肩を上げ下げしてみると
一瞬遠ざかる頭

咳払いすると
一瞬ビクッとする頭

本をパタパタさせると
左右に揺れる頭

しかし、最終的に私の肩に戻ってくる頭…


どんだけ眠いの


ものすごく近いところにある若者の顔を
思い切り横目で見れば、
息子と同じような年恰好だし
仕方ない、
肩ぐらい貸してやりますか

と思い直して三宮を過ぎたあたり、
肩からずり落ちた頭がひろげた東野圭吾の上に！


これはほとんどひざまくら状態では？


どんだけ眠いの

ってか、どんだけ体柔らかいの


明石に着いた新快速を降りるため、
やむなく若者の頭を蹴り上げねばなりませんでした

息子も今頃東京で
どこかのおばさんに膝蹴りされてるかも

　

タグ：新快速 居眠り ひざまくら

コメント 18

私も毎日2時間以上通勤電車に乗るので、2日に1度はうつかられます。
でも膝枕状態でも起きない人は見たことないです。
確信犯？(^^;)
by かめ (2009-12-26 10:19) 

息子くんはどっかの若いお嬢さんに膝枕してもらってたりして、ふっふっふ…
by ひよこ (2009-12-26 13:09) 

>どんだけ眠いの

ってか、どんだけ体柔らかいの

ホントですね。
隣にぴったり座って膝枕だと、体はUの字！
昔理科の実験に使ったUの字の磁石みたい。

ところで、東野圭吾は何を読んでらしたのですか？

by みっちゃん (2009-12-26 14:37) 

☆YAOJIMAさん、
niceありがとうございます！
by Duarte (2009-12-26 15:05) 

☆かめさん、
新手の痴漢かとも思いましたが（笑）、痴漢も人を選びますでしょうしね。
若者は心配になるほど爆睡でした。

かめさんも通勤大変ですねぇ。

by Duarte (2009-12-26 15:09) 

☆ひよこさん、
ふっふっふ
若いお嬢さんに？
ふっふっふ
ない、ない！

by Duarte (2009-12-26 15:16) 

☆みっちゃんさん、
＞昔理科の実験に使ったUの字の磁石みたい
あははは！
華奢な若者でしたからあれだけ折れ曲がりましたけど、相当無理な体勢でしたよ（笑）

今回の東野圭吾は『赤い指』です。息子に対する母親の愚かさに身がつまされます。
by Duarte (2009-12-26 15:29) 

なかなか面白い体験でしたね。
私は、うつかられるのと、うつかってしまうのと半々くらいなので、あまり偉そうなことは言えません。
ある時、若い女性にうつかろうとする私を、前に立っていたおせっかいな（じゃなくて実に親切な）紳士が女性と私の間に鞄を差し込んで遮ってくれて、気がついた私は「失礼しましたあ！」と二人に謝りました。とんまな話で情けない。
by 佐賀の夜桜 (2009-12-27 11:37) 

ものすご〜く無防備に他人の肩に寄りかかれるなんて
ある意味うらやましいですねぇ〜。
交通機関を使う事が久しくないので
そんな経験もないしなぁ。
去り際にみぞおちに一発入れたら起きたかも・・・。
いやいや凶暴な意見ですみません。
すご〜くおいしいお菓子とともに楽しくブログを拝見させていただいたポンでした。ありがとうごさいました。


by ポン (2009-12-27 15:18) 

☆佐賀の夜桜さん、
＞紳士が女性と私の間に鞄を差し込んで遮ってくれて、
それは佐賀の夜桜さん、いっぺんで目が覚めたことでしょう（笑）
それにしても鞄を差し込むとは、その紳士もすごいですねぇ。

by Duarte (2009-12-27 23:33) 

☆ポンちゃん、
本当に無防備すぎますよね、若者。
もし私が”悪いおばさん”だったらあの若者はとても危険な目に遭っていましたよ。
私もやっぱり車で通勤したいな～。

お菓子、試していただけましたか。賞味期限は大丈夫だったでしょうか。
by Duarte (2009-12-27 23:42) 

☆まつむ×さん、
niceありがとうございます！
by Duarte (2009-12-28 07:37) 

学生時代、ススキノから地下鉄で帰るとき、札幌駅から乗り込んできた若いお嬢さんにうつかかられたという夢のような、ポワ～ンとなる経験を一回だけしました。下宿に最寄の北１８条駅で降りるか否か、随分悩みました。だけど、ススキノで最後の１０円まで飲んでしまったこともあり乗り越し料金が払えないので、泣く泣くお嬢さんの頭を窓に寄りかからせて下車しました。

もしかしたら、人生最大の出会いを逃したのでは、と思いました。
by いーだ (2009-12-28 10:18) 

☆いーださん、
それは貴重な体験でしたね（笑）
下宿は北18条の近所だったんですか？あのあたりも激しく変わりましたね。

札幌の地下鉄は快適でした。電車が近づいてくる時のピュイーンピュイーンという音が宇宙っぽくて好きでした。
by Duarte (2009-12-28 21:05) 

いっそのこと、「Duarteといく札幌ススキノ：夜のディープツアー」ってのを企画すれば、結構集まるかもね。僕は勿論絶対参加です。昼は、一緒に北１８条から大学のあたりを散歩しましょう！！
by いーだ (2009-12-29 06:58) 

☆いーださん、
来年のご帰国の際にはみんなで「夜のディープツアー」、大賛成です（笑）
最近、飲んでも酔わない方法を見つけましたので、うん十年ぶりにオーバーナイト飲み会が実現可能です。
by Duarte (2009-12-29 17:32) 

Durateさんにひざまくらしてもらうなんて、なんてラッキーな若者。

こちらに住んでると、電車やバスさえ乗らないし、満員状態もあまり遭遇しないので、うつかったりうつかられたりする事など皆無です。

まぁ、たまぁに息子（７才）を寝かしつけてるときにちょこっとだけうつかられる時があるかも。

by まっと (2009-12-31 12:50) 

☆まっとさん、
なんせがっしりした膝ですから、頭いくつでものせられます（笑）

アメリカじゃ、ほとんど車ですもんね。うつかり、うつかられ、といったドタマチックなこともないですよね。
それより、アメリカでうたた寝なんて、怖くてできないかもしれませんね。

息子さん、お父さんにうつかって寝るなんてかわいいですねぇ。

by Duarte (2009-12-31 16:02)